アンドリュー・ウィギンズ、ウルブズ残留をかけたラストチャンスとなるか

アンドリュー・ウィギンズがミネソタ・ティンバーウルブズと締結した5年1億4650万ドル(約154億円)の延長契約は、昨季から有効となっているが、その額に見合ったプレイをしているとは言い難い。昨季、1試合平均18.1得点を挙げたものの、プレイに安定感がないことが最大の難点となっている。フィールドゴール成功率に至っては、キャリア最低の41.2%だった。 ウルブズのバスケットボールオペレーション部門代表であるガーソン・ローザス氏は、Star Tribuneのクリス・ハイン記者の取材に対し、ウィギンズの育成が同チームの最優先課題であると語った。 「彼が持つ才能、身体能力、そして潜在能力を最大限に引き出し、より安定的なものへと磨き上げることが我々の課題である。彼もそのことを意識している。我々が期待通りの成功を収めるためには、彼がチームに一番貢献する選手とならなければならない。彼も我々もそれを良く理解している」。 ローザス氏は、ウィギンズには伸びしろがあり、教育すれば開花する可能性が残っていると語っている。しかし、ローザス氏の「彼がチームに一番貢献する選手とならなければならない」という発言を鑑みると、そうならなかった場合はトレード要員となってしまうという意味にも捉えられるのではないだろうか。 2014年にドラフト1位指名を受けたウィギンズは、ウルブズでキャリア5年目を終えても一向に開花しないことから、最近度々トレードが噂されている。ウルブズの期待を込めた契約額も、今のままでは過大評価と言わざるを得ない。周囲の期待を裏切り続けているウィギンズは、チームから早急に結果を求められるだろう。もしかすると、彼にとって新シーズンはウルブズ残留をかけた最後のチャンスとなってしまうかも知れない。 スポヲタ:ビタラフ アドル

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