アメリカ代表候補としてトレーニングキャンプに参加中のドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)が、代表チームでプレイする意気込みを語った。 スター選手の相次ぐ辞退で、アメリカ代表がFIBAワールドカップ3連覇を勝ち取ることは難しいとの見方もある。こうした指摘に、ミッチェルは以下のようにコメントした。 「ここにいない選手のことを話しても仕方がない。今ここにいるメンバーでどう戦うかを考えないといけないんだ。代表チームにはハードにプレーして金メダルを獲得したいと考えている選手が揃っている。それが俺たちの強みだ。多くの選手が代表入りを辞退したが、それは仕方がないこと。自分のアプローチは変わらない。ここでプレイして競い合うことを目標にしている。チーム一番のディフェンダーになり、最も闘争心のある選手になり、自分ができることの全てをコート上で表現することが、自分にとって最も重要なことなんだ」。 アメリカ代表候補に選ばれたことについては、「光栄なこと。高校時代も大学時代も代表に入れなかった。だから、今回の選出は特別なことなんだ。フォックス(ディアーロン・フォックス)、ジェイソン(ジェイソン・テイタム)、そしてジェイレン・ブラウンとは高校時代から一緒にプレイしてきた。彼らと国際舞台で一緒にプレイできるのは特別な経験。とにかく楽しいし、それを楽しんでいる。ジャズの関係者も、俺が代表でプレイすることを楽しみにしているよ」。 昨年のオフは怪我の影響で満足に練習できなかったミッチェルだが、今オフは思う存分練習できているという。FIBAワールドカップでプレイすることが、NBAの新シーズンに向けた良い練習になると考えているようだ。 「昨夏は(怪我の影響で)いつもと状況が違った。でも、今夏は健康な状態でオフを迎えることができた。(シグネチャーシューズのプロモーションで)少し旅行をすることができたし、練習もたくさんしている。FIBAワールドカップは更なるステップアップに繋がるはず。アメリカ代表としてプレイすることは、世界中の才能ある選手たちと対戦する良い機会。でも俺たちはユニフォームの背中に書いてある自分の名前のためにプレイする訳ではない。胸に書いてある母国のためにプレイするんだ」。