今日は何の日 〜ドワイト・ハワードがレイカーズに移籍〜

2012年8月10日、4チームを巻き込む大型トレードが起こった。デンバー・ナゲッツがアーロン・アフラロ、アル・ハリントン、2013年の2巡目指名権、そして2014年の1巡目指名権をオーランド・マジックにトレード。ロサンゼルス・レイカーズがクリスチャン・アイエンガ、ジョシュ・マクロバーツ、そして2017年の2巡目指名権をマジックに、アンドリュー・バイナムをフィラデルフィア・セブンティシクサーズにトレード。マジックがアール・クラーク、クリス・デューホン、そしてドワイト・ハワードをレイカーズに、ジェイソン・リチャードソンをシクサーズにトレード。シクサーズがアンドレ・イグダーラをナゲッツに、モーリス・ハークレスとニコラ・ブーチェビッチ、そして2018年の1巡目指名権をマジックにトレードした。 2009-10シーズンを最後に優勝から遠ざかっていたレイカーズだったが、このトレードに先立つ2012年7月11日にシーズンMVP2度の受賞歴を誇る司令塔のスティーブ・ナッシュを獲得していた。そして冒頭のトレードで当時5年連続でオールNBAファーストチーム入りし、現役最強センターと目されていたドワイト・ハワードがチームに加入。コービー・ブライアントとパウ・ガソルというエース2人と新規加入の2人、計4人のオールスターをロスターに加える豪華ラインナップの形成に成功した。 3年ぶりの優勝を期して臨んだ2012-13シーズンだったが、レイカーズは予想だにしない事態に陥る。まずマイク・ブラウンヘッドコーチが導入したプリンストン・オフェンスが機能せずプレシーズン8戦全敗。ブラウンはレギュラーシーズン第4戦で解任となった。また、司令塔のナッシュがシーズン2戦目で負傷。ブラウンの代わりに就任したナッシュの恩師マイク・ダントーニの戦術への適応にハワードが苦しむなど、様々なピンチがレイカーズを襲った。なんとかプレーオフ進出を確定させたレイカーズだったが、シーズン終了間際に今度はコービーがアキレス腱を断裂。チームはプレーオフ一回戦で敗退した。そしてシーズンが終了するとコービーとの不仲が取りざたされていたハワードがヒューストン・ロケッツへ移籍。レイカーズにとっては悪夢のようなシーズンとなってしまった。

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