ゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が元ロサンゼルス・レイカーズのスーパースターで殿堂入り選手であるシャキール・オニール氏(以下、シャック)に宛てたSNSの投稿が炎上しているようだ。 原因となったのは、当時レイカーズのヘッドコーチであったフィル・ジャクソン氏が辞任し、シャックがマイアミ・ヒートにトレードされた直後の2004年に、シャックがESPNのインタビューで語った内容だった。 シャック率いるレイカーズは、2000から2002年にかけてスリーピートを達成し、2004年にはデトロイト・ピストンズに敗れたがNBAファイナルズへ進出。ジャクソン氏が5シーズンの内、4シーズンをNBAファイナルズまで導いていることについて、シャックはインタビューで以下の通り語っている。 「彼(ジャクソン氏)のことがたまらなく好きなんだ。ケンカや口論になることもあるけど、彼が大好きなんだ。俺はいつだって彼の見方さ。彼が信じることを俺も信じている。フィル・ジャクソンが俺らを5シーズンの内、4回もファイナルズへ連れて行ってくれた。もし今後同じことを達成できるコーチが現れるとしたら、俺は”Fear Factor”に出演して、そのコーチの足にチーズを乗せてキスするよ。絶対に達成できないけどね。」 シャックの宣言は、虚しくもその後2人のヘッドコーチによって破られている。エリック・スポールストラHC率いるヒートは2011から2014年にかけて4年連続でNBAファイナルズ進出。そして、スティーブ・カーHC率いるウォリアーズが2015から2019年にかけて5年連続でチームをNBAファイナルズへ導いた。 これを受けて、カーHCは自身のツイッターに、「やあ、シャック。お互いのためにもデイビッド・ウェスト(元ウォリアーズ)が今朝これを僕に送ってきていないふりをするよ。」と冗談を交えてツイート。 一方のシャックは、「じゃあ、”Fear Factor”で会おう。クラフトチーズで頼むよ(笑)」とユーモアを込めて返信している。 スポヲタ:ビタラフ アドル