日本時間6月25日(現地24日)、ミネソタ・ティンバーウルブズはクリス・フィンチHC(ヘッドコーチ)と複数年の延長契約を結んだと発表した。 フィンチHCは、「ここティンバーウルブズで素晴らしい文化を確立できたことを誇りに思う。これからもこの組織を率いて、ファンの誇りになることを楽しみにしている」とコメントを発表している。ティム・コネリー球団社長も、「クリスは素晴らしいコーチ、そして素晴らしい人間。彼の指導の下、チームは毎年向上している。彼は我々の組織にとって完璧なリーダーだ」と、フィンチHCを絶賛した。 今季フィンチHCはウルブズを球団史上2位となる56勝26敗という結果をもたらした。プレイオフでは第3シードを獲得。また、今季ウェストのチームに対してあげた37勝は球団史上最多で、アウェイでの26勝も2003-04シーズンの27勝に次ぐ記録だった。 フィンチHCに導かれたウルブズは、プレイオフ1回戦でフェニックス・サンズをスウィープ。4戦でのスウィープは球団史上初、ミネソタのプロスポーツチームとしても初めてだった。その後デンバー・ナゲッツを破り、2004年以来、球団史上2度目となるカンファレンス決勝にも進出している。 なお、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると契約は2027-28シーズンまでの4年間になるという。