クリッパーズOBポール・ピアースがポール・ジョージとの再契約を古巣に推奨

ロサンゼルス・クリッパーズはレギュラーシーズンで51勝31敗の成績を残してウェストの第4シードを獲得したが、プレイオフ1回戦でダラス・マーベリックスにシリーズ2勝4敗で敗れた。主力の1人であるポール・ジョージは今オフに無制限FA(フリーエージェント)になる権利を持つが、フランチャイズOBのポール・ピアースは再契約を勧めている。 クリッパーズはカワイ・レナード、ジョージ、ジェームズ・ハーデン、ラッセル・ウェストブルックのビッグ4を擁し、大きな期待を懸けられてプレイオフに臨んだが、大黒柱のレナードが右膝の炎症に悩まされたこともあって、無念の1回戦敗退となった。 レナードは2026-27シーズンまで高額契約が残る一方、ジョージが4880万ドル(約76億7000万円)のプレイヤーオプション、ハーデンが無制限FA、ウェストブルックが400万ドル(約6億3000万円)のプレイヤーオプションと、オフの動向によってはメンバーが入れ替わる可能性がある。 2015~17年にクリッパーズでプレイした殿堂入り選手のピアースはポッドキャスト番組『All the Smoke』に出演した際、古巣について「クリッパーズがどんなチームなのか正直分からない。怪我ばかりしているからね。あと3年はそのままがいい。本拠地もインテュイット・ドームに移転するし、ファンが欲しい。優勝候補になるだろう。彼らはウェストのトップ4だった」と語り、ジョージとの再契約を推奨した。 「俺ならポール・ジョージと契約する。カワイ・レナードの契約と同じにする」 クリッパーズはジョージに対して最大で4年総額2億2100万ドル(約348億円)の提示が可能だが、レナードの3年総額1億5230万ドル(約240億円)以上のオファーを出すつもりはないと伝えられている。果たして、クリッパーズはコアを担う魅惑のカルテットをキープするのだろうか。

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