日本時間5月8日(現地7日)、NBAはデンバー・ナゲッツのジャマール・マレーが試合中レフェリーに向かって複数の物を投げつけたとして、10万ドルの罰金処分を科したと発表した。 マレーは前日行なわれたミネソタ・ティンバーウルブズとのプレイオフ・カンファレンス準決勝第2戦、第2クォーター残り4分41秒の場面で、ベンチからヒートパッドとタオルをコートに投げ込んでいた。ナゲッツのケンテイビアス・コールドウェル・ポープがヒートパッドを拾い上げてサイドラインに投げ捨てると、試合はそのまま続行。マレーにもお咎めは無かった。 試合後、ウルブズのクリス・フィンチHC(ヘッドコーチ)はマレーの行為について「危険で許しがたい」と怒りを露わにしていた。 クルーチーフは試合中、マレーが投げ入れていたことに気づかなかったとし、「もし退場とするには、誰かに直接投げつけたのか、それともフラストレーションで投げたのかを判断しなければならない」と語っている。 左ふくらはぎの張りに悩まされているマレーは、この第2戦でフィールドゴールが3/18と不発。ロサンゼルス・レイカーズとの1回戦(5試合)からウルブズとの第2戦までの7試合を通して、FG成功率37.5%と苦戦している。