日本時間4月4日(現地3日)、デトロイト・ピストンズのマラカイ・フリンがアトランタ・ホークス戦に途中出場し、50点をマークした。試合には113-121で敗れたものの、フリンは1970-71シーズン以降、途中出場ながら50点以上を挙げた史上3人目の選手となった。 過去には1993年にニック・アンダーソン(オーランド・マジック)がニュージャージー・ネッツ戦で50点、2019年にジャマール・クロフォード(フェニックス・サンズ)がダラス・マーベリックス戦で51点をマークしている。 試合後フリンは、「今は辛い気分だ。勝って終わりたいからね。でも、この瞬間を味わうのはいい気分だ。数日経ったら、本当にいい気分になっているだろう」と敗戦を悔やんだものの、歴史に残る偉業については満足している様子だった。 なお、1試合50点はピストンズの控え選手としては球団史上最多記録で、フリンにとってもキャリアハイの得点となる。 これまでのキャリアハイは27点だったフリンは、この日フィールドゴールを18/25、3ポイントを5/9、フリースローを9/12で成功。34分出場して今季最多の6リバウンド、5アシスト、5スティールを記録した。 『Elias Sports Bureau』によると、試合前までのキャリア平均得点(5.2)は、50点超えを記録した選手の中で史上最低だった。また、スターターとリザーブの計測が始まった1970-71シーズン以降、途中出場で50点&FG成功率70%以上(72%)を記録したのは、フリンが初である。 なお、勝利したホークスは今季のプレイイン・トーナメント出場を確定させている。