ゴールデンステイト・ウォリアーズは、日本時間3月23日(現地23日)に本拠地チェイス・センターで行われたインディアナ・ペイサーズ戦に111-123で敗れた。ベテランのクリス・ポールは試合終盤に2つのテクニカルファウルで退場処分となったが、試合後にレフェリーに向かって何を言ったかを明かしている。『NBC Sports Bay Area』のジョエル・ソリア記者が伝えた。 プレイイン・トーナメント進出圏ギリギリのウェスト10位につけるウォリアーズは、イースト6位のペイサーズと対戦。前半は互角の戦いを演じたが、第3クォーターだけで15点差をつけられ、力負けを喫した。 エースのステフィン・カリーが25得点、クレイ・トンプソンが途中出場から17得点を挙げ、ベンチスタートのポールも25分間の出場で12得点(フィールドゴール5/10、3ポイント2/5)、6リバウンド、4アシストを記録。しかし、試合終盤に退場処分となってしまう。 111-119とビハインドで迎えた第4クォーター22.6秒、時間を使いつつ、ドリブルをし始めたペイサーズのタイリース・ハリバートンをポールが追いかけようとするとファウルがコール。映像ではポールは手を出していないようにも見え、ポールは判定後にテクニカルファウルを取られた。 さらに、111-122とすでに試合が決した第4クォーター残り6.6秒、ポールがコートサイド際を走るレフェリーのトニー・ブラザーズに何かを言い、2個目のテクニカルファウルで退場処分。ポールはNBA19シーズンで通算8回目の退場となった。 ポールが試合後に明かしたところによれば、「彼をTikTokerと呼んだ。そしたらテクニカル(ファウル)を取られた」と、TikTokで公開されていた動画でインタビューに答えていた姿を揶揄したことで、ブラザーズは侮辱的発言と捉えたようだ。