チャールズ・バークレーが好調レイカーズ&ウォリアーズへの高評価に釘を刺す「誰も気にしていない」

例年以上に熾烈なウェストの戦いにおいて、ロサンゼルス・レイカーズとゴールデンステイト・ウォリアーズはプレイオフにストレート・インできるカンファレンス6位以内を目指して調子を上げている。しかし、殿堂入り選手のチャールズ・バークレーは、この2チームに対する周囲の過大評価に釘を刺している。 ウェストは現在、ミネソタ・ティンバーウルブズ(42勝17敗)がカンファレンス首位に立ち、オクラホマシティ・サンダー(41勝18敗)、デンバー・ナゲッツ(41勝19敗)、ロサンゼルス・クリッパーズ(37勝20敗)、フェニックス・サンズ(35勝24敗)、ニューオーリンズ・ペリカンズ(35勝25敗)と続く。 プレイイン・トーナメントに回る7~10位は、ダラス・マーベリックス(34勝25敗)、サクラメント・キングス(33勝25敗)、レイカーズ(33勝28敗)、ウォリアーズ(31勝27敗)。そのなかで、直近10試合でレイカーズは7勝3敗、ウォリアーズは8勝2敗と調子を上げている。 レイカーズはレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビス、ウォリアーズはステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンとスターを擁するが『TNT』の番組『Inside the NBA』でこの2チームが上位シードにとって「危険な」存在かと尋ねられた殿堂入り選手のバークレーは一笑に付した。 「レイカーズとウォリアーズについて語るほかのネットワークのバカたちにはうんざりだ。ほかのプレイイン(トーナメント出場圏内の)チームを評価することはないだろ? ステフ(カリー)は凄いし、レブロン(ジェームズ)が凄いのも理解している。両チームとも今はいいプレイをしているが、ウェストでウォリアーズやレイカーズのことなんて誰も気にしていない」 「俺たちは(今シーズン)彼らを酷評してきた。イーストの第9シードのことを過大評価しないだろ? レイカーズとウォリアーズはノーチャンスだ。調子がいいとはいえ、上位シードには勝てない。だから、煽って言うのはやめてくれ」 番組内では、ウォリアーズが直近14試合で11勝3敗(リーグ4位)、平均121.4得点(同5位)、1試合平均3ポイント成功数15.4本(同3位)、48.9リバウンド(同1位)、31.6アシスト(同1位)とリーグトップクラスの成績を残していることが紹介されたが、バークレーは上位陣には勝てないと考えているようだ。

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