ゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が、出場停止処分があけて練習に復帰したドレイモンド・グリーンについて語っている。『NBC Sports Bay Area』のアンディ・リンドクイスト記者によると、カーHCはグリーンをどのようにラインナップへ復帰させるかについて柔軟に考えることを明かしたという。 「彼は練習に復帰したばかりだから、この1週間はグループに再び馴染むための時間になる。怪我とはまったく違う。シーズン中に3週間もチームとは別々に行動をするというのは、かなりのブランクだ。練習を重ねて選手たちとコミュニケーションを取りつつ、彼の復帰の準備が整ったら、どうするか決めることになるだろう」 また、長くチームに在籍するグリーンのリーダーシップには期待しつつ、今回の出場停止処分につながった要因ついては引き続き留意するよう求めている。 「彼はウォリアーズに12年所属している。当然、彼はこのチームのリーダーシップの中核を担う存在だ。(復帰後は)再びその役割を担うことになるだろう。ただ今回の出来事、彼がチームを巻き込んだことを自覚する必要はある」 グリーン不在の間、ウォリアーズはクリス・ポールが左手第2中手骨を骨折し、長期離脱が決まっている。チームとしてはポールの穴を埋める活躍を期待したいところだろう。そのためには、出場停止処分期間中から受けているカウンセリングによって改心した姿を見せる必要があるが、グリーンは周囲の期待に応えられるか。