ロサンゼルス・レイカーズが日本時間11月7日(現地6日)に行なわれたマイアミ・ヒート戦でレブロン・ジェームズに対するファウルコールをレフェリーが見逃していたとして、リーグ事務所に連絡したようだ。『ESPN』が関係者の情報として伝えている。 関係者によると、レイカーズ側の主な争点はレブロン・ジェームズがどのようにレフェリーからジャッジされているかについてだという。レイカーズはヒートのジェームズに対するイリーガルな接触と思われる様々な映像をシェアしたようだ。 ヒート戦でジェームズは4度フリースローラインに立ち、今季の平均試投数は5.7本となった。これはキャリア最低の数字である。『Second Spectrum』のデータによると、ジェームズは今季ドライブからファウルを引き出したのは6%で、これは今季70回以上のドライブを記録した34人の中で8番目に低い数字だという。 関係者によると、ミスコールの1つは第3クォーター残り1分1秒でジェームズがダンクを失敗した際、ヒートのトーマス・ブライアントがジェームズの顔に接触したもので、レイカーズがNBAに共有した動画の1つだったという。 ジェームズは「レフェリーたちが自分に言ったことは、実際にコート上で起こったことと一致していない。トーマス・ブライアントに向かってダンクを試みた時、明らかに肘が当たり、腕を自分の顔の方にまっすぐ伸ばしていた。レフェリーに説明を求めたが、あるレフェリーはブライアントが背筋を伸ばし両手を上げていたと言っていた。ほかの2人は視界が塞がれて見ていないと言っていたよ」と不満を述べている。 レイカーズのダービン・ハムHC(ヘッドコーチ)は、ジェームズに対するファウルコールが無かったことにクレームをつけ、今季初のテクニカルファウルをコールされている。 ヒート戦は1点差での惜敗だっただけに、もしジェームズらの言う通りにファウルがコールされていれば勝負の行方が変わっていた可能性もある。NBAはレイカーズに対してどのような回答をするのだろうか。