ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズやゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーなどが、2024年夏に行なわれるパリ五輪にアメリカ代表として出場することに前向きと報じられている。『ESPN』のブライアン・ウィンドホースト記者によると、2人に加えて他のスター選手も興味を示しているという。今夏アメリカ代表は、優勝が期待されたFIBAワールドカップで4位に甘んじていた。 ジェームズは2004年のギリシャ五輪で銅メダル、2008年の北京五輪と2012年のロンドン五輪で金メダルを獲得している。カリーはウォリアーズの指揮官でもあるスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)の下でプレイすることに関心があるという。これまでカリーは2010年、2014年と2度の世界選手権(現FIBAワールドカップ)に出場しているが、オリンピックは出たことがない。 そのほか、2021年の東京五輪で金メダルを獲得したジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)、デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)、ドレイモンド・グリーン(ウォリアーズ)や、ジェームズのチームメイトであるアンソニー・デイビス(レイカーズ)の名も含まれている。 さらに『ESPN』に寄せられた情報によると、2008年の北京五輪と2012年のロンドン五輪で金メダルを獲得しているクリス・ポール(ウォリアーズ)、2012年のロンドン五輪、2016年のリオ五輪、2021年の東京五輪と3度優勝を経験しているケビン・デュラント(サンズ)も候補に挙がっているようだ。 さらに、他のメディアではディアロン・フォックス(サクラメント・キングス)やカイリー・アービング(ダラス・マーベリックス)らの名前も挙げられている。現時点で彼らの出場を期待するのは時期尚早だが、これだけ様々な情報が聞こえてくるのは、選手間でワールドカップのリベンジを果たそうという機運が高まっている証拠なのかもしれない。