ロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビスは、リーグ随一のセンターだ。昨季は平均25.9点、12.5リバウンドを記録し、ディフェンスでも活躍。デイビスがコート上にいた時のレイカーズは、100ポゼッションあたり+7.8点だった。 しかしデイビスは、センターでの出場を望んではいないようだ。『ESPN』のデイブ・マクメナミン記者は、デイビスがセンターで出場しなくて済むようチームにサポートを求めたことを明かしている。 バスケットボールのデータサイト『Basketball-Reference』によると、昨季のデイビスは出場時間の100%をセンターでプレイしていた。しかし今オフ、レイカーズはジャクソン・ヘイズ、クリスチャン・ウッドと2人のセンターと契約。この補強によって、デイビスは出場時間を抑え、パワーフォワードでプレイできる可能性が高まった。 もちろん、試合終盤の大事な時間ではディフェンスを固めるためにデイビスがセンターに入ることになるだろう。それでもヘイズとウッドが期待通りの活躍を見せれば、デイビスの負担は減るはずだ。デイビスの新シーズンの活躍、ひいてはレイカーズの命運は、ヘイズとウッドにかかっているのかもしれない。