8月27日、FIBAワールドカップ2023で渡邊雄太(フェニックス・サンズ)を擁する日本代表はラウリ・マルカネン(ユタ・ジャズ)がロスター入りするフィンランドを98-88で破った。最大18点差を覆し1勝1敗とした日本は、29日にオーストラリアと対戦。勝利すれば2次ラウンド、負ければ順位決定戦へ進む。 渡邊は29分33秒出場し、4点、2アシスト、2ブロックを記録。目立った数字はないものの、献身的な守備で奮闘した。大会前に左足首を痛めていたことから「無理をしないでほしい」という声も聞かれるなか、渡邊は試合翌日に以下のようなコメントを自身のSNSに投稿。ファンを安心させた。 「自分の足の事で、もう休んでとか来シーズンに集中してとかちょくちょく言われるんですが、アンゴラ戦やドイツ戦で痛めたとこはちゃんと検査して、重傷ではないのを確認して出場してます。本当にだめな時は出ないですし、僕が出ると言ってもトレーナー陣やチームドクターからストップがかかるので」 この投稿の前には、「昨日の雰囲気最高でした🙏 急遽チケット買ってきてくださって、席埋めてくれた方々に本当に感謝です。もちろんもともとチケット持ってた方や、ドイツ戦空席が目立った中でも一生懸命応援してくれてた方々みなさんもです。次戦もお願いします🙏」と、応援したファンへの感謝も述べている。 なお、今大会でアジア勢1位となれば、2024年に開催されるパリ五輪出場が決まる。自力での出場権獲得は1976年のモントリオール五輪以来、48年ぶりとなる。