各メディアや選手はもちろん、NBAファン同士でも白熱の議論となるのが歴代ベストチームのメンバー選びだろう。そんななか、1970~80年代にかけてNBAとABAで活躍した名ダンカーのジュリアス・アービング(元フィラデルフィア・76ersほか)が、YouTubeのインタビューで自身が選ぶ歴代ベスト5を明かしている。 「絶対に変えられない5人の選手がいる。ビル・ラッセル(元ボストン・セルティックス)、ウィルト・チェンバレン(元ロサンゼルス・レイカーズほか)、オスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか)、ジェリー・ウェスト、エルジン・ベイラー(ともに元レイカーズ)だ。それが私が選ぶ歴代最高のチームで、他の選手はみんな2ndチームか3rdチームだよ」 この5人に次ぐメンバーとして、「カリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか)、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)、マジック・ジョンソン(元レイカーズ)、それに恐らくカール・マローン(元ユタ・ジャズほか)が入るだろう」とコメント。ちなみにアービングの息子はマローンよりもティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ)を高く評価しているようで、「いつも息子と議論になる」と明かしている。 インタビューではステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)やレブロン・ジェームズ(レイカーズ)など現役選手について問われたが、アービングは引退した選手のみを選んだと答えている。 なお、アービングが「絶対に変えられない」と語った5人を選んだのは15歳の頃で、「何十年経ってもそれは変わらなかった」と語っている。彼らは主に1960年代に活躍していた選手たちで、1950年生まれのアービングは子どもの頃に見ていたのだろう。憧れを抱いていたからこそ、より思い入れが強いのかもしれない。