日本時間5月19日(現地18日)に行なわれたロサンゼルス・レイカーズとデンバー・ナゲッツによるプレイオフ・カンファレンス決勝第2戦は、108-103でナゲッツが勝利した。敵地で2連敗となったレイカーズだが、レブロン・ジェームズは「第1戦よりも良かった」と初戦よりも改善できたことを前向きに捉えている。 「第1戦よりも第2戦の方が良かった。そして今度は、第2戦と第3戦の間で同じようにできれば、自分たちが勝てる位置に立つことができる」 しかし気になるのは、ジェームズの3ポイントだ。第2戦では6本すべてミス。カンファレンス決勝以降、10本すべてミスしているのだ。ディフェンスでは体格で自身を上回る二コラ・ヨキッチをマークする場面もあり、疲労は相当なはず。さらに第2戦中にはアンソニー・デイビスの足の上に着地し、左足首をひねってしまった。それでもジェームズは「(自分だけでなく)みんな疲れている」「ちょっとした足首の怪我では休まない」と、疲労や怪我を言い訳にしなかった。 ダービン・ハムHC(ヘッドコーチ)も「彼はオープンだったし、相手もスペースを与えていた。彼は優秀な3ポイントシューターだから打ったんだ」とフォローしている。 『ESPN Stats & Information』によると、カンファレンス決勝で0勝2敗とリードされたチームはシリーズ6勝56敗という統計があるという。しかし、その6勝のうちの2勝はジェームズが在籍していた2007年と2018年のクリーブランド・キャバリアーズだった。 第3戦はプレイオフ以降7戦全勝のホームで戦えるレイカーズだが、二コラ・ヨキッチとジャマール・マレーが絶好調のナゲッツが相手では決して楽な試合とはならないはず。ジェームズの3ポイントに当たりが戻るかが、シリーズの趨勢を左右するひとつのポイントとなりそうだ。