日本時間5月17日(現地16日)、フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)はドック・リバースHC(ヘッドコーチ)と袂を分かつことを発表した。リバースHCは2020年10月に指揮官に就任。以降、3シーズンで154勝82敗(.653)という戦績を残した。 シクサーズのバスケットボール部門代表を務めるダリル・モーリーは、「ドックは将来の殿堂入りが確実な、NBA史上最も成功したコーチの1人。私が非常に尊敬する人物だ。我々は彼がこの3シーズンにおける貢献、そしてフランチャイズに与えた影響について感謝している。シーズンを振り返り、優勝を争うという目標を推し進めるためには変化が必要と判断した」と声明を発表している。 シクサーズは今季54勝をあげ第3シードでプレイオフに臨んだものの、カンファレンス準決勝でボストン・セルティックスに第7戦までもつれた末敗れていた。リバースHCは16シーズン連続で勝ち越している一方で、プレイオフの第7戦では5連敗となってしまった。 リバースHCの後任候補として、マイク・ブーデンホルザー(前ミルウォーキー・バックスHC)、サム・キャセール(シクサーズAC)、マイク・ダントー二(ニューオーリンズ・ペリカンズ・アドバイザー)、ニック・ナース(前トロント・ラプターズHC)、モンティ・ウィリアムズ(前フェニックス・サンズHC)らの名が挙がっている。