日本時間4月16日(現地15日)、サクラメント・キングスとゴールデンステイト・ウォリアーズによる、プレイオフ1回戦の第1戦が行われた。試合最終盤までもつれる展開となった接戦は、同点を狙ったウォリアーズのステフィン・カリーのラストショットが外れ、126-123でキングスが勝利した。 17年ぶりのプレイオフで勝利を飾ったキングスを牽引したのは、エースのディアロン・フォックスだった。キャリア6年目で初のプレイオフとなったフォックスは、後半に29点と爆発。最終的には、プレイオフデビュー戦としては史上2位となる38点(1位は2020年にルカ・ドンチッチが記録した42点)を記録し、チームに勝利を呼び込んだ。 フォックスは試合後のインタビューで「サクラメント全体が応援してくれた。今日はファンのための勝利だよ。彼らはどんな時だって、このチームを最後までサポートしてくれるからね」とファンの力があったからこその勝利だとコメント。キングスのマイク・ブラウンHC(ヘッドコーチ)も「ファンは本当に素晴らしかった。他に何も聞こえないほど盛り上がっていたね。彼らには脱帽だよ」とそのエナジーを称えた。 キングスではフォックス以外に、マリーク・モンクがベンチから32点、ドマンタス・サボニスが12点、16リバウンド、3スティール、トレイ・ライルズが16点と活躍。ウォリアーズではカリーが30点、クレイ・トンプソンが21点、2か月ぶりの復帰を果たしたアンドリュー・ウィギンズが17点、4ブロックと奮闘するも、最後はキングスの勢いを止めることができなかった。 キングスが先勝したシリーズの第2戦は、18日(同17日)に再びキングスの本拠地ゴールデン1センターで開催される。