ゴールデンステイト・ウォリアーズのアンドリュー・ウィギンズが、サクラメント・キングスとのプレイオフ1回戦初戦で復帰する予定のようだ。『ESPN』のケンドラ・アンドリュース記者が報じている。 ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、「アンドリューは元気そうだし、調子もいい。準備もできている」 と語っている。 ウィギンズは家庭の事情により、日本時間2月14日(現地13日)のワシントン・ウィザーズ戦を最後に欠場が続いていた。1週間前からチームに帯同していたが、コンディションの調整を優先し試合には出ていない。 ウィギンズが欠場の間はドンテ・ディビンチェンゾが先発していたが、ウィギンズが復帰直後から先発に戻るのか、何分程度出場するのかはまだ決まっていないようだ。とは言え、今季37試合で平均17.1点、5.0リバウンド、2.3アシストを記録しているウィギンズの復帰は、チームにとって大きな助けとなるのは確実だろう。 ケボン・ルーニーは、ウィギンズの復帰によってディフェンスとリバウンドに好影響があると分析。また、「相手チームのベストプレイヤーを守れる男だ。それに、ショットクロックが少なくなってきたら、ボールを渡しておけば点を奪ってくれる。今シーズンずっとうちに欠けていたものだ」と、頼れる男の復帰を喜んでいる。 ウィギンズは今季のキングス戦で、平均25点、6.3リバウンド、2.3スティール、FG成功率55.6%、3ポイント成功率39.1%をマークしていた。たとえ復帰初戦からエンジン全開とはならなくとも、キングスにとっては厄介な選手が戻ってくることには変わりない。