二コラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)など、今季のMVPを予想する各メディアの企画では複数の名前が挙がっている。そんななか、自身もMVPの受賞経験があるゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、エンビードを今季の受賞者としてプッシュしている。『Bleacher Report』のクリス・ヘインズ記者がカリーの言葉を明かした。 「ジョエルと言いたいね。誰を選んでもその働きぶりはヨキッチやヤニスと比較されるだろう。しかしジョエルは多くの人が予想しなかった飛躍を遂げたように思うんだ。すでに圧倒的な活躍をしていたにも関わらずね。この飛躍によってチームはいい位置につけている。もし自分が選ぶなら彼だろう」 チームメイトであるドレイモンド・グリーンも、カリーと同様の意見だ。「MVPレースに関して言えば、ここ数週間でジョエルは(他の候補者と)ある程度距離をつけはじめている。チームは勝ち続け、彼のプレイもますます良くなっている」とコメントしている。 エンビードは今季62試合に出場し、平均33.0点、10.2リバウンド、4.2アシストを叩き出し、チームも1月中旬以降はイースト3位の座をキープしている。過去2シーズン連続で投票では2位とあと一歩届かなかったエンビードだが、実力者たちに認められた今季は初の受賞となるだろうか。