SNSへの不適切な動画投稿によってチームから2試合の欠場が発表されていたメンフィス・グリズリーズのジャ・モラントについて、テイラー・ジェンキンスHC(ヘッドコーチ)はモラントの復帰時期が明確に定められていないことを明かした。 「最低でも2試合を欠場すると言っていたと思う。ただ、これは継続的な治療のプロセスであり、このような状況にタイムテーブルはない」 モラントはクラブで銃をちらつかせる様子を、インスタグラムでライブ配信していた。ジェンキンスHCはモラントのこの行為について、「難しい決断とまずい選択」をしたと考えており、責任を取らなければならないと述べた。 「全国的に、またリーグ的にも、銃による暴力は厳しく見られているけれど、ジャを今後サポートしていくなかで、我々が取るスタンスも同様だ。今回は学ぶ機会であり、我々は良くなっていければと思っている」 モラントは代理人を通じて「昨夜の自分の行動はすべて僕に責任がある。家族、チームメイト、コーチ、ファン、パートナー、メンフィスの都市、そしてグリズリーズの組織を失望させてしまい、申し訳なく思っている。助けを求めるために少し時間を取って、ストレスと健康に対処するための方法を学ぶつもりだ」と声明を発表。チームとしてもモラントを手助けしていく姿勢だと、指揮官はコメントしている。 「今大事なのはジャが自ら責任を取り、彼が必要な助けを得て状況を改善するということ。改善するには、責任感とこのチームの一員として期待されることを受け入れるのが必要だ。我々はそれをサポートすると同時に、彼自身にも責任を持たせる」 NBAは引き続き問題について調査中であり、その状況次第ではモラントに罰金や出場停止処分を科す可能性がある。