ブルックリン・ネッツは現在7連勝中で、NBAで最も乗っているチームの一つと言っていいだろう。そのなかで、2008年にボストン・セルティックスでリーグ優勝の経験を持つ元NBA選手のケンドリック・パーキンスは、「ネッツを信頼できない」と辛口評価をしている。 ネッツは開幕直後に4連敗があるなど、スタートダッシュには失敗した。それでも、エースのケビン・デュラントとカイリー・アービングの2枚看板を中心にギアを上げ、日本時間12月8日(現地7日)のシャーロット・ホーネッツ戦から7連勝中。ミルウォーキー・バックス、ボストン・セルティックス、クリーブランド・キャバリアーズに次いでイースト4位につけている。 2019-20シーズンに強力デュオを結成以降、常にリーグ優勝を期待されてきたネッツ。結果的にその期待を裏切ってきただけに、元NBA選手でアナリストのケンドリック・パーキンスは『ESPN』の番組『Get Up』で厳しい声を浴びせている。 「過去2年間、我々はみんなKD(デュラント)とカイリーがブルックリンを約束の地(NBAファイナル・優勝)に連れて行ってくれることを期待していた。彼らを信頼できないのは我々のせいではない。その要因を作ったのは彼ら自身だ」 「今は期待に沿うような戦いを見せているかもしれないが、ポストシーズンまでいいプレイを見せる保証はない。去年はセルティックスにスウィープ負けを喫している。KDはハイレベルなプレイを見せているが、ネッツを信頼することはできない。KD&カイリー、そしてネッツへの期待値は高く、我々は失望してきた。過大評価はクレイジーだ」 ネッツは周囲を見返すような勢いのある戦いをシーズンの最後まで続けられるだろうか。