左大腿四頭筋を断裂したゴールデンステイト・ウォリアーズのデマーカス・カズンズは、手術をする必要はないものの、今年のプレイオフ期間中に復帰することは難しいようだ ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、ロサンゼルス・クリッパーズとのプレイオフ・ファーストラウンド第3戦にはアンドリュー・ボーガットを先発センターに起用することを決めている。 カーHCは「何よりも、デマーカスのことに心を痛めている。彼はプレイオフで戦うことを長年夢見てきた。そして、アキレス腱断裂から復帰して迎えた自身初のプレイオフで2試合しかプレーできなかった。彼はレギュラーシーズン中に素晴らしいプレーをしていた」とコメントした。 カズンズには休養が必要なため、残りのプレイオフで彼がチームに帯同するかどうかは未定だ。 チームメイトのケビン・デュラントは「とにかく彼のことを思っている。今の医療は素晴らしいので、彼はリハビリを終えて100%の状態で帰ってくるはずだ。俺はその時を心待ちにしている」とコメントした。 先月ウォリアーズと契約したボーガットは、2015年にウォリアーズがNBAチャンピオンになった時にもチームの一員だった。彼はウォリアーズがレギュラーシーズンに73勝を記録した2015-16シーズンもウォリアーズでプレーしたが、2016年はNBAファイナルの第7戦でレブロン・ジェームズ率いるクリーブランド・キャバリアーズに敗れた。 カーHCは「これが彼と契約した理由だ。万が一のためだよ」とコメントしている。 カズンズの離脱により、ケボン・ルーニーの出場時間も増えるはずだ。彼は、クリッパーズとの第1戦でキャリアハイの19得点(フィールドゴール6本中6本成功)を記録している。