日本時間5月3日(現地2日)、フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)は本拠地でニューヨーク・ニックスとプレイオフ1回戦第6戦を戦う。最終第7戦に持ち込むため勝利が必須となるシクサーズを支えるべく、オーナー陣は2000枚以上のチケットを購入し、救急隊員、医療関係者、地域団体、その他の団体に配布するというのだ。 これによってシクサーズの本拠地ウェルズ・ファーゴ・センターは、シクサーズファンがより多く集まる状況を作り出せるに違いない。というのも、同アリーナで行なわれた第4戦は、ニックスのファンが多数来場していたのだ。 第4戦後、シクサーズのジョエル・エンビードは、「僕はファンが大好きだ。ただ(ニックスファンが多かったのは)残念だと思う。彼らを責めているわけじゃないんだけど、がっかりしたよ。ニックスファンがたくさんいるんだ。ここに10年いるけど、そんな光景見たことがなかった」と、フィラデルフィアまで駆けつけたニックスファンの多さにびっくりしたことを明かしている。 負ければシリーズ敗退が決まってしまう一戦、シクサーズはより多くのファンの声援を支えにして、最終戦に持ち込むことができるか。