ジェイソン・テイタムは「MVP!」 英雄ガーネットが称賛「見るためにお金を払うに値するレベル」

ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムは開幕12試合でリーグ5位の平均31.4得点を叩き出すなど、NBA6年目で自己ベストの数字を残す勢いだ。フランチャイズOBのケビン・ガーネットも、頼もしい後輩を手放しで絶賛している。 テイタムは昨季、76試合に出場してキャリアハイの平均26.9得点、8.0リバウンド、4.4アシストを記録し、3年連続でオールスターに出場。プレイオフではブルックリン・ネッツ、ミルウォーキー・バックス、マイアミ・ヒートと倒して自身初のNBAファイナルに辿り着いた。 ファイナルでゴールデンステイト・ウォリアーズにシリーズ成績2勝4敗で涙をのんで迎えた6年目の今季は開幕12試合でリーグ5位の平均31.4得点、7.0リバウンド、4.2アシスト、フィールドゴール成功率50.0%、3ポイント成功率37.3%と好調をキープしている。 2007-08シーズンから6シーズンの間セルティックスでプレイし、2008年にはリーグ優勝を果たしたガーネットは、24歳の後輩に対してツイッターで称賛の言葉を綴った。 「ジェイソン・テイタムがMVP! 彼は信じられないほど素晴らしいプレイを見せている。私は(今年の)ボストンに疑問符を付けていたが、それを払拭してみせた。ジェイソン・テイタムが自己ベストの得点を挙げられるのは分かっていたが、もう一段階別のレベルに上がった。特に、この4~5試合の守備の努力は素晴らしい」 例えば、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)やステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)に比べると、テイタムはやや地味な印象は否めないが、ガーネットはセルティックスの将来を背負う逸材だと太鼓判を押す。 「攻守両面で実力を発揮し、リーグのトップ5プレイヤーのような充実ぶりだ。ジャ(モラント/メンフィス・グリズリーズ)やルカ(ドンチッチ/ダラス・マーベリックス)はプレイを見るためにお金を払うに値するレベル。ジェイソン・テイタムも同じカテゴリーだ。彼は独り立ちし、若きスターの座を確立した。彼のプレイ全てが好きだし、彼の成長は、ボストン・セルティックスの成長と同義だ」 テイタムは日本時間11月13日(現地12日)のデトロイト・ピストンズ戦でも43点を挙げて、チームの6連勝に貢献。どのレベルまで上り詰めるのか、偉大な先輩のガーネットも気に懸かるようだ。

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