フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)は、タイリース・マクシーとジェイデン・スプリンガーの2023-24シーズンの契約についてチームオプションを行使したようだ。チームレポーターのローレン・ローゼン氏が自身のSNSで発表している。ルーキー契約のオプション行使期日が、日本時間11月1日(現地10月31日)に迫っていた。 今回のオプション行使により、マクシーは430万ドル、スプリンガーは220万ドルを来季受け取ることとなる。 2020年のNBAドラフト全体21位指名を受けたマクシーは、10月29日(同28日)のトロント・ラプターズ戦で3ポイント9本を含むキャリアハイの44点を記録するなど、進境著しい選手だ。ハードワークを怠らず、ベテランの多いチームにおいても将来を担う人材として一目置かれている。 2021年のNBAドラフト全体28位指名を受けたスプリンガーは、ディフェンスこそドック・リバースHC(ヘッドコーチ)からもNBAレベルと認められているが、オフェンスの改善は急務だ。昨季Gリーグでも24.1%と低調だった3ポイントの精度を改善できれば、シクサーズでのローテーション入りが見えてくる。