「NBAに残りたい」 FAのファクンド・カンパッソが地元紙のインタビューで思いを吐露

昨季まで2シーズンにわたってデンバー・ナゲッツでプレイし、トリッキーなパスなどで魅了したファクンド・カンパッソだが、いまだ所属先が決まらずFAのままだ。長らく地元アルゼンチンやスペインなどでプレイし、29歳でNBAデビューを果たした司令塔は来季もNBAでのプレイを望んでいる。アルゼンチンの地元紙『La Nación』のインタビューで思いを明かした。 「NBAに残りたい。自分はNBAで十分戦えるということを証明できたと思う。自分がローテーションの一部だと感じられ、自信があった時は特にね。実際、1年目のプレイオフでは最終戦以外でスターターだったし、レギュラーシーズンでもたくさんプレイした。自分は(古巣の)レアル・マドリードにノーと言っているわけではない。自分の関心とエナジーがNBAに向いているということ。NBAが自分のファーストオプションなんだ」 昨季カンパッソは65試合に出場し、平均5.1点、3.4アシストを記録していた。しかしボーンズ・ハイランドの台頭もあってプレイオフではローテーションを外され、平均3.3分しか出番を与えられていなかった。さらに来季はジャマール・マレーも復帰予定とあれば、ナゲッツからのオファー獲得は決して容易でないだろう。 トレーニングキャンプまで約1か月。178㎝の司令塔は、それまでにNBAで活躍の場を見つけられるか。

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