ジェイソン・テイタムがNBAファイナル敗退を悔恨「またこの場所に戻るまで、この傷は癒えない」

ボストン・セルティックスは日本時間6月17日(現地16日)に本拠地TDガーデンで行われたNBAファイナル第6戦でゴールデンステイト・ウォリアーズに90-103と敗れ、シリーズ成績2勝4敗で2007-08シーズン以来のリーグ優勝を逃した。タイトル獲得を逃し、選手たちも落胆の色を見せている。『ESPN』のティム・ボンテンプス記者が伝えた。 セルティックスは立ち上がりに14-2と好スタートを切ったが、その後はウォリアーズに主導権を握られる苦しい展開。ステフィン・カリーに両チーム最多タイの34得点を許すなど、最大22点差をつけられ、最後までそのビハインドを取り戻せなかった。 ジェイレン・ブラウンが34得点と攻撃を牽引したセルティックスだが、2枚看板の1人であるジェイソン・テイタムは40分間プレイして13得点(フィールドゴール6/18、3ポイント1/4)、3リバウンド、7アシストと苦戦。今シリーズ平均21.5得点、フィールドゴール成功率36.2%とウォリアーズのディフェンスに苦しめられた。 今季の最優秀守備選手賞に輝いたマーカス・スマートは、「(負けを)受け入れるのは難しい」と悔恨。テイタムも「自分たちが望んでいたことを成し遂げられなかった。全員がもっとうまく戦えたと思う。またこの場所に戻るまで、この傷は癒えない」と悔しさをにじませた。 もっとも、セルティックスはローテーション上位8人が来季の契約を結んでおり、そのうち27歳以上はアル・ホーフォード(36歳)のみ。ブラウンも「未来は明るい」と来季以降の巻き返しを誓っていた。

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