ボストン・セルティックスは、日本時間5月14日(現地13日)に行われたカンファレンス準決勝第6戦でミルウォーキー・バックスを108-95で下し、シリーズ成績3勝3敗のタイに持ち込んだ。エースであるジェイソン・テイタムの大活躍に、チームメイトたちも賛辞の言葉を送っている。『ESPN』のアンドリュー・ロペス記者が伝えた。 2勝3敗とあとがない状態で迎えた第6戦、セルティックスはテイタムが43分間プレイして46得点(フィールドゴール17/32、3ポイント7/15、フリースロー5/7)、9リバウンド、4アシスト、1ブロックを記録。うち28得点を後半に叩き出す勝負強さを見せた。ほかにも、ジェイレン・ブラウンが22得点、マーカス・スマートが21得点と“ビッグ3”が揃い踏みし、貴重な白星を手繰り寄せた。 今季、最優秀守備選手賞に輝いたスマートは、「これが彼が高給を稼いでいる所以だ。すべてのゲーム、このような瞬間が彼の腕の見せ所。俺たちは彼に頼っている」とテイタムを称賛。また、相棒のブラウンも「JT(テイタム)がアグレッシブにプレイし、(シリーズを)第7戦に持ち越した。セルティックスとJTの象徴的なゲームだ」と活躍について触れた。 テイタムは最大14点差をつけながら逆転負けを喫した第5戦を教訓に、チームが一致団結したことを明かしている。 「第5戦は負けて後味が悪かった。ビデオを見て、学んだ。お互いを信じているし、それが証明されたと思う」 運命の第7戦は5月16日(同15日)開催。昨季のディフェンディングチャンピオン相手に、番狂わせを演じられるだろうか。