ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、日本時間2月21日(現地20日)に行なわれたNBAオールスターゲームで50得点を挙げてチーム・レブロンを163-160の勝利に導き、MVPに輝いた。同僚のアンドリュー・ウィギンズは、圧巻の活躍にも驚きはなかったと振り返っている。 カリーは3ポイント16本を含むゲームハイの50点を記録。50点以上でMVPとなったのは、2017年のアンソニー・デイビス(2017年)以来2人目で、また33歳343日でのMVP受賞は、シャキール・オニール(36歳346日/2009年)、マイケル・ジョーダン(34歳356日/1998年)に次いで3番目に高い年齢となった。 チーム・レブロンのキャプテンを務め、24得点、6リバウンド、8アシストを記録したレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)は、「ステフは別の惑星から来た。シュートは10回中9回、時には10回中10回入る。信じられないほどクールだ」とカリーを称賛していた。 そのなかで、『NBC Sports Bay Area』のジョシュ・シュロック記者によれば、普段はウォリアーズの同僚で、オールスターでは対戦相手のチーム・デュラントの一員としてカリーを見たウィギンズは、史上最高のシューターの活躍に驚きはなかったという。 「ステフはステフのことをやったまで。僕は毎日、毎試合、それを見ている。みんなそれを見て、感動しているよ」 今季レギュラーシーズンでは平均25.8得点を挙げているカリー。後半戦のプレイからも目が離せなくなりそうだ。