ユタ・ジャズは現在、35勝21敗でウェスタン・カンファレンス4位につけている。6年連続のプレイオフ進出が有力だが、チームの中核を担うルディ・ゴベアとドノバン・ミッチェルの2枚看板に、再び確執が噂されている。 ジャズはミッチェルが加入した2017-18シーズンから、攻撃の軸にミッチェル、守備の軸にゴベアと2本の柱が確立され、強豪ひしめくウェストの中でも上位争いを繰り広げてきた。 今季は1月に13試合で11敗を喫する期間があるなど調子を落としたが、2月に入ってブルックリン・ネッツやゴールデンステイト・ウォリアーズを破るなど5戦全勝。ミッチェルはリーグ11位の平均25.4得点、5.2アシスト、ゴベアも平均16.0得点、リーグトップの15.1リバウンド、同2位の2.3ブロックの成績を残している。 そのなかで、『Sports Illustrated』のハワード・ベック記者は、ゴベアとミッチェルの関係性について『The Crossover NBA Show podcast』で言及している。 「彼らは対立している。ロッカールームで緊迫した状況にあり、なるようになるしかない。状況は言われているよりも悪いかもしれない。解消されなければ、トレードが起こることを想像しない理由はない。シーズンが終われば、ドノバン・ミッチェルが移籍を望んでいるという噂が飛び交うだろう」 新型コロナウイルス禍の2020年に関係悪化が報じられた2人。今年もカンファレンス準決勝の壁を乗り越えられない場合、チーム改革を見据えて大きく舵を切るかもしれない。