ヒューストン・ロケッツは日本時間1月2日(現地1日)にホームで行われたデンバー・ナゲッツ戦に111-124で敗れ、7連敗を喫した。苦しいチーム状況の中で、内紛が起こっていたことを『ESPN』のティム・マクマホン記者、エイドリアン・ウォジナロウスキー記者がレポートしている。 6連敗中だったロケッツは、ナゲッツ戦の第1クォーターで31-30とまずまずのスタートを切ったが、第2クォーターに24-47と大差をつけられ、瞬く間に主導権を奪われた。 今季先発ポイントガードを務め、平均12.8得点、4.2リバウンド、5.7アシスト、1.3スティールを記録している21歳のケビン・ポーターJr.は、第3クォーターが始まってもコートに戻らず。ロケッツは数試合を欠場した要因となった左太ももの検査で試合中の復帰は未定と発表していたが、真相は違ったようだ。 ケビン・ポーターJr.は、ハーフタイムにジョン・ルーカス・アシスタントコーチと衝突。激しい議論でヒートアップし、コートに戻らず、後半にアリーナをあとにしたという。 ロケッツのスティーブン・サイラスHC(ヘッドコーチ)は試合後、議論があったことを認め、「私は(ポーターJr.の)努力に満足していなかった」と語っている。 開幕直後の泥沼の15連敗から7連勝で一時は盛り返したロケッツだが、昨年12月中旬以降は2勝11敗と再び低迷中。チームにとっては、またもや不安材料が増えてしまった。