「ギャンブルはできない」 職人ドレイモンド・グリーンが語る“優れたディフェンダー”の心得

ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、ディフェンスに定評のある選手として知られている。プロ10年目を迎えたベテランは、『NBA.com』のスティーブ・アシュバーナー記者とのインタビューで、守備時の心構えについて語っている。 2012年のドラフト2巡目35位指名でNBA入りしたグリーンは、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が就任した14-15シーズンからスタメンに定着。平均得点を2桁に乗せるとともに、アシスト数も大幅に伸ばし、5年連続ファイナル進出、リーグ優勝3回の立役者の1人となった。 2017年にスティール王(平均2.0本)と最優秀守備選手賞を受賞し、オールディフェンシブ1stチームも3年連続を含む計4回選出とその守備力はリーグ屈指だ。今季ウォリアーズはディフェンスレーディング1位、被フィールドゴール成功率1位、失点1位、ディフェンシブ・リバウンド率2位、被3ポイント成功率4位と好成績を残しており、「守備のエンジン」役を担うグリーンは最優秀守備選手賞の有力候補と見られている。 「みんなギャンブルをしている。ギャンブルは高いリスクが生じる。優れたディフェンダーになるためには、それは冒せない」 ポジションレス化、スモールバスケット化が進む現代NBAにおいて、グリーンはポイントガードからセンターまで、全5ポジションを守れる万能ディフェンダーの象徴的存在。「(殿堂入りセンターの)シャキール・オニールを止められたかもしれないと言うほど、俺もクレイジーじゃない」と語りつつ、最優秀守備選手に輝いた選手の約3分の2はビッグマンというなかで、グリーンは自らのスタイルに自負を覗かせる。 「リムプロテクトの能力は重要だ。それがないとディフェンス自体が崩壊してしまう。俺は1000%それを理解している。でも同時に、シュートを撃たないスラッシャーが減った。シュートを撃たないスラッシャーがいない場合、リムプロテクトはどこで機能する? (最優秀守備選手を受賞した)2017年は優勝して、素晴らしい1年になった。18年になぜ最優秀守備選手になれなかったのか分からないよ」 フェニックス・サンズとリーグ首位争いを繰り広げる今季、2017-18シーズン以来の優勝を果たすとなれば、グリーンのディフェンダーとしての評価はさらに高まるかもしれない。

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