アトランタ・ホークスのトレイ・ヤングが、2021年のドラフト1巡目全体5位でオーランド・マジックに指名されたジェイレン・サッグスにかけた言葉を明かした。 サッグスはプロ入り時にヤングと同じアディダスと契約。開幕前には同じくアディダス契約選手のデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)とワークアウトを共にする機会を得ていたものの、ヤングと会うことはなかったようだ。 今季マジックは4度ホークスと対戦する機会があり、すでに2試合を実施。しかしサッグスは、日本時間11月16日(現地15日)に行なわれた1試合目は右足首の負傷、12月16日(同15日)に行なわれた2度目の対戦は右手親指骨折のため、いずれもコートに立てなかった。 念願のマッチアップは叶わなかったものの、2度目の試合後に直接会話を交わせたようだ。ヤングはサッグスに対して、「コートに立つ姿が見たいと伝えたよ。カレッジ時代から見ていて、彼がタフなコンペティターであるのを知っているからね」とコメント。さらには、具体的なアドバイスも送っていた。 「彼にはカレッジとNBAとで何が違うかを話した。自分と同じでカレッジでは勝てていたけど、NBAでは多くの試合で負けてしまう。しかし、それは勉強期間なんだ。だから彼には、まず健康になって正しく行動すること、そしてとにかく成長することに集中するよう伝えたよ。時が経てば、きっと結果はついてくるはずさ」 直近7試合を欠場しているサッグスだが、今季は21試合に出場して平均12.3点、3.4リバウンド、3.6アシストを記録。離脱前は8試合中7戦で2桁得点を挙げるなど、調子を上げていた。 両チームは今月23日(同22日)にも対戦を控えているものの、サッグスの復帰は間に合わなそうだ。その次、今季最後の対戦となる2022年2月17日(同16日)、ついに両者のコート上での顔合わせが実現するだろう。それまでにサッグスは、ヤングから受けたの薫陶を胸にステップアップできるか。