ニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンは、オフに骨折した右足の影響で今季まだ1試合も出場していない。チームは日本時間12月12日(現地11日)最新の回復状況を発表し、リハビリに制限が入ることを明かした。 3年目を迎えたウィリアムソンは、オフのトレーニングで右足を骨折し、開幕に出遅れた。11月下旬に5対5のメニューが許可され、12月2日にフルメニューを消化予定だったが、足に痛みが出て回避。リハビリも停滞が続いていた。 ペリカンズは12月12日、「右足に痛みを感じたあと、ザイオン・ウィリアムソンは第5中足骨の治癒が遅れている診断を受けた。それにより、トレーニングの量と強度を当面の間減らし、骨の治癒にあてる。必要に応じて情報はアップデートする」と発表した。 『AP通信』のブレット・マーテル記者によれば、ペリカンズのウィリー・グリーンHC(ヘッドコーチ)は「辛抱強くなることが重要だ」と話しているという。 2019年ドラフト全体1位指名のウィリアムソンは、ルーキーイヤーは右膝半月板損傷により、24試合の出場止まり。2年目の昨季は61試合でコートに立ち、平均27.0得点、7.2リバウンド、フィールドゴール成功率61.1%の成績を残し、オールスターにも初選出されていた。 2勝14敗スタートだったペリカンズは、その後6勝6敗と少しずつ盛り返しつつあるが、ウィリアムソンの復帰延期が痛手なのは間違いないだろう。