ゴールデンステイト・ウォリアーズは今季、ここまで17勝2敗とリーグ首位を快走している。エースのステフィン・カリーがMVP級の活躍を見せているが、まだクレイ・トンプソンとジェームズ・ワイズマンを欠くなかでの好成績に、アンドリュー・ウィギンズも自信を覗かせている。『NBC Sports Bay Area』のダルトン・ジョンソン記者が伝えた。 ウォリアーズはカリー、ジョーダン・プール、アンドリュー・ウィギンズ、ドレイモンド・グリーン、ケボン・ルーニーとスターティング5を固定。カリーがリーグ1位の平均28.4得点を挙げているほか、ウィギンズが平均19.1得点、プールが平均18.3得点と攻撃を牽引している。 オフにはトレードの噂も多く飛び交ったなか、充実のシーズンを送るウィギンズは、過去2シーズンを全休している主力のトンプソン、2020年ドラフト全体2位指名のワイズマンが戻ってきたら、さらにチーム力は上がると期待を寄せている。 「アメージングだよ。リーグで最高勝率をマークしているんだ。でも、満足はしていない。僕たちはまだ良くなりたいし、やるべきことがたくさんある。特に、クレイ(トンプソン)とジェ-ムズ(ワイズマン)が戻ってきたら、恐ろしいことになるだろうね」 右足アキレス腱を断裂したトンプソンはクリスマス前後での復帰が予想され、右膝半月板損傷でリハビリ中のワイズマンは、トンプソンよりも回復が遅れているとされる。2022年に入り、フルメンバーが揃った時、ウォリアーズの勢いはさらに増していきそうだ。