「子どものような気分になった」 ジェイソン・テイタムが敬愛するコービーのユニフォームに袖を通した時の気持ちを明かす

日本時間11月20日(現地19日)、ボストン・セルティックスがホームにロサンゼルス・レイカーズを迎え撃つ。今季はセルティックスが7勝8敗、レイカーズが8勝8敗とともに勝率5割以下に落ち込んでいるが、リーグ黎明期からのライバル関係にある両チームの対戦はNBA屈指の注目カードの一つであるのは間違いない。 セルティックスのジェイソン・テイタムは、18日のホークス戦後に「この試合は特別だと思う。2チームのフランチャイズの歴史は誰もが知っているからね。それに子どもの頃から夢見ていた対戦だ。その機会に恵まれたことを当たり前とは思わないよ」とコメントしている。 今ではセルティックスで押しも押されもせぬ大黒柱として活躍するテイタムだが、リーグが創設75周年を記念して制作した映像では、自身が敬愛するコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)のユニフォームを着て撮影に臨んでいた。テイタムにとってブライアントは幼少期から憧れていた選手である一方で、先述の通りセルティックスにとっては永遠のライバル。そんなチームのユニフォームを身にまとった時の気分を問われると、「当時、僕がレイカーズを愛していたことは誰もが知っている。今はそうじゃないけどね。撮影の時は、子どもに戻った気分だった。昔はあのジャージーを着て家の中を走り回り、彼のようになりたいと思っていたのさ」と昔を懐かしんでいたことを明かしている。 今では打倒レイカーズに燃えているだろうが、心の底にはブライアントに憧れた少年時代の気持ちを忘れずにいるのだろう。

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