ジェイレン・ブラウン、コロナウイルス感染の後遺症を明かす「1試合で3試合プレイしたような気分」

ボストン・セルティックスのジェイレン・ブラウンは、日本時間10月9日(現地8日)に新型コロナウイルスの検査で陽性反応が確認され、隔離中だと発表された。当時は無症状で、すでに戦列復帰して公式戦にも出場しているが、後遺症の影響を感じているという。『ESPN』のティム・ボンテンプス記者が伝えた。 NBA6年目を迎えたブラウンは、プレシーズン初戦で25得点を挙げる活躍を見せたが、その後、新型コロナウイルスに感染。NBAが定める健康・安全プロトコルに従い、10日間の隔離を経て、10月21日(同20日)に行われたニューヨーク・ニックスとの開幕戦には間に合せることができた。 しかし、回復状況を問われたブラウンは、後遺症に悩まされていることも明かしている。 「この数日で気づいたけど、今4試合の出場で自分の体は以前と同じようには回復していない。メディカルスタッフと話し合っている。悪くはないけど、1試合プレイすると、3試合プレイしたような気分だ。身体の反応や回復は早いほうだけに、25歳になったばかりとは思えない」 ブラウンは10月25日(同24日)に25歳となったばかりだが、これまでと疲労度や回復具合が異なり、関節痛もあるという。オーバータイムにもつれ込んだ開幕戦では46得点を叩き出す活躍を見せたが、10月23日(同22日)のトロント・ラプターズ戦では9得点(フィールドゴール3/13、3ポイント0/7、フリースロー3/4)、10月28日(同27日)のワシントン・ウィザーズ戦は13得点(フィールドゴール5/16、3ポイント1/4、フリースロー2/2)とホームで不発に終わり、2試合連続でハイパフォーマンスは見せられていない。 「より多くの試合でプレイすればよくなるだろう。今は(自分のプレイに)一貫性がない。それは明らかだ。体が以前と同じように感じていないんだ」 相棒のジェイソン・テイタムが平均26.6得点と攻撃を牽引しているが、チームがイーストの強豪たちと渡り合うためには、ブラウンの活躍は不可欠となる。

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