メンフィス・グリズリーズのルーキー、ザイール・ウィリアムズが驚きの食生活を明かした。NBA1年目となる2021-22シーズンに向けて身体をビルドアップするために、1日5000キロカロリーの食事を摂っているというのだ。この情報はサマーリーグでアナウンサーが明かして話題となったが、この度行なわれたメディアデーで、本人が具体的な食事内容について説明している。 「ミールプレッププラン(高タンパクで低糖質など栄養面を管理した作り置きの食事)を利用している。基本的に2~3時間おきに満腹感のある食事をしているんだ。サーモンとポテトとか、チキンライスとかね。ミールプレップの会社が自宅に食材を送ってくれるんだ。基本的にはお腹が空いていない時に食事をしている。最初は大変だったけど、継続しているとだんだん楽になってくる」 ウィリアムズがどれだけ体重を増やせたのかは定かではないが、ドラフトコンバインでは85.5kg、トレーニングキャンプの公式ロスターでは83.9kgと記載されていた。なお、身長は203cmで登録されており、スウィングマンとして起用される見込みだ。 筋骨隆々とした大男が集うNBAではかなり細身と言わざるを得ないが、ドラフト時は身体能力の高さやジャンプシュートの精度、ディフェンスの読みが評価され、全体10位でニューオーリンズ・ペリカンズから指名を受けた逸材である(その後グリズリーズへトレード)。開幕以降はタイトなスケジュールで体重が落ちてしまいがちだが、しっかりカロリーと栄養を摂取して長いシーズンを乗り切れるか。