NBAのエグゼクティブ・バイスプレジデントであるマイク・バスは、新型コロナウイルスのワクチン未接種により試合へ出場できなかった選手について、「地域の予防接種義務に従わないと選択した選手について、欠場した試合のサラリーは支払われない」と声明を発表した。 ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングは9月上旬に発令されたニューヨークの行政命令により、先日バークレイズ・センターで行なわれたチームのメディアデーはリモートで参加した。また、ゴールデンステイト・ウォリアーズのメディアデーでは、宗教的な理由でワクチン接種に関する例外申告をしたもののリーグから却下されていたアンドリュー・ウィギンズが、自身の接種状況を「非公開」としていた。なお、ニューヨークでは最低1回、サンフランシスコでは2回接種しないとアリーナ内でプレイできないルールとなっている。 2都市で先述の行政命令が適用されるのは、その都市を本拠地とするチームの選手のみで、アウェイの選手は免除される。ネッツと同じくニューヨークにホームを構えるニックスは、選手を含む組織全体がワクチン接種を済ませ、市のルールを順守しているという。