日本時間9月3日(現地2日)、NBAは新型コロナウイルスのワクチンを接種した選手とコーチに関して、2021-22シーズンは定期的な検査を行なわない予定と通達したようだ。例外として、新型コロナウイルスに関連した症状が見られる場合、陽性反応が出たワクチン未接種の選手に接触した場合などが想定されている。 未接種の人は練習日や移動日に必ず検査を受ける必要があり、試合当日には2度検査を受ける。また、施設内や移動中はマスクを着用しなければならない。 なお、ワクチン接種の有無にかかわらず、シーズン前には全員が抗体検査を受ける。これは「ワクチン接種による免疫反応が限定されている、あるいは弱まっている人をより正確に特定するのが目的」とリーグがコメントしている。オフの日に選手が検査を受ける必要があるかは未定のようだ。 ワクチン接種の有無にかかわらず、陽性または結論の出ない結果が出た選手は、直ちに隔離が求められる。陽性と判定された場合は、10日間の隔離となるようだ。 また、リーグは各チームに対して、選手、コーチ、レフェリーから15フィート以内の場所で業務にあたる人、さらにすべてのレフェリーに対して、ワクチン接種を義務付けている。