今オフにロサンゼルス・クリッパーズからメンフィス・グリズリーズへトレードで移籍したラジョン・ロンドに、ロサンゼルス・レイカーズへの復帰の可能性があるという。『ESPN』のラモーナ・シェルバーン記者が伝えた。 エリック・ブレッドソーらが絡んだトレードでグリズリーズへやってきたロンドだが、チームにはジャ・モラント、タイアス・ジョーンズといった若い司令塔が在籍。彼らに多くの出場時間が割かれると考えられる上、グリズリーズはすでに19人もの選手をロスターに抱えているため、ロンドをバイアウトして、FA(フリーエージェント)にすると見られている。 そのなかで、シェルバーン記者は「バイアウト候補者の中で、ロンドはレイカーズに移籍する最右翼。バイアウトになった場合、すぐにレイカーズに戻るだろう」と予測している。 ロンドは2018-19シーズンから2年間レイカーズでプレイし、主にバックアップのポイントガードとして、レギュラーシーズン94試合で平均8.1得点、6.5アシストを記録。19-20シーズンのポストシーズンでは、平均8.9得点、6.6アシストといぶし銀の活躍で“プレイオフ・ロンド”とも言われ、リーグ優勝に貢献した。 レイカーズはポイントガード候補にラッセル・ウェストブルック、レブロン・ジェームズとビッグネームがいるが、優勝経験を持つベテランのロンドが加われば、王座奪還に向けて大きな補強となりそうだ。