フェニックス・サンズのクリス・ポールとロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードがプレイヤーオプションを破棄して今夏無制限フリーエージェントになると、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者、『Yahoo Sports』のクリス・ヘインズ記者を始め複数のメディアが報じている。 ポールは来季4420万ドルの契約が保証されていたが、いったん破棄してサンズと複数年契約を結び直したいと考えているようだ。『Bleacher Report』のジェイク・フィッシャー記者は、ポールは3年9000万ドル程度の契約になるだろうと報じている。 レナードがFAになるのはポールと同じ理由だ。来季クリッパーズから3600万ドルを得られる予定だったが、いったんFAとなった後にクリッパーズと複数年契約を結ぶつもりだという。 なお、クリッパーズのバスケットボール部門社長を務めるローレンス・フランクは先週、「(レナードと)長期的な関係を築きたいと思っている。彼は右膝前十字靭帯を負傷した。復帰には時間がかかるだろうが、我々は彼をサポートしたいと思っている」と語っていた。 FAの交渉解禁は日本時間8月3日午前7時(現地2日18時)から。注目株の2人は残留が濃厚と見られているが、移籍の噂が多く聞かれるFAの人材も少なくない。今夏も多くの選手が新たなチームのユニフォームに袖を通すことになりそうだ。