日本時間6月29日(現地28日)、USAバスケットボールは東京五輪に出場する代表12名を発表した。選手名は以下の通り。 バム・アデバヨ(マイアミ・ヒート) ブラッドリー・ビール(ワシントン・ウィザーズ) デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ) ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ) ジェレミー・グラント(デトロイト・ピストンズ) ドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ) ドリュー・ホリデー(ミルウォーキー・バックス) ザック・ラビーン(シカゴ・ブルズ) デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ) ケビン・ラブ(クリーブランド・キャバリアーズ) クリス・ミドルトン(ミルウォーキー・バックス) ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス) デュラントとグリーンは2016年のリオデジャネイロ五輪、デュラントとラブは2012年のロンドン五輪で金メダルを獲得している。 コーチングスタッフには、ヘッドコーチにグレッグ・ポポビッチ(サンアントニオ・スパーズHC)、アシスタントコーチにスティーブ・カー(ゴールデンステイト・ウォリアーズHC)、ロイド・ピアース(アトランタ・ホークス前HC)、ジェイ・ライト(ビラノバ大HC)が名を連ねている。ポポビッチHCは、「この素晴らしいグループと一緒に仕事ができること、そしてアメリカを代表して東京で金メダル獲得に挑むのが楽しみだ」と語った。 なお、過去3シーズンで計103試合しか出場できていないラブの選出を驚く声もあったが、アメリカ代表のディレクターを務めるジェリー・コランジェロは、ラブの国際舞台での経験を重視したと語っている。 「確かに彼はここ数年、あまりプレイできていないかもしれない。だが、彼の多彩さは貴重な武器となる」 ラブは先述の通りロンドン五輪に出場しているほか、2010年にはトルコで行なわれたFIBAワールドカップにも出場し、金メダル獲得に貢献。オリンピックとワールドカップでは、3ポイント成功率38.7%をマークしている。ビッグマンながらパスも器用にこなすベテランは、潤滑油としてチームに貢献する姿が見られるだろう。