ボストン・セルティックスは新ヘッドコーチ(HC)に、今季ブルックリン・ネッツでアシスタントコーチ(AC)を務めたアイメ・ウドカを招聘するようだ。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。早ければ日本時間6月24日(現地23日)に公式発表があるという。 セルティックスでは、今季までチームを率いたブラッド・スティーブンスがバスケットボール運営部門代表に昇格。そのためHCの座が空席となっていた。 ウォジナロウスキー記者はウドカが新HCに選ばれた背景として、チームの主軸であるジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウン、マーカス・スマートの後押しがあったとしている。3人は2019年に開催されたFIBAワールドカップで、アメリカ代表のACだったウドカの指導を受けている。 現在43歳のウドカは、2012年からサンアントニオ・スパーズのACとしてコーチングキャリアをスタート。グレッグ・ポポビッチHCの下で7シーズン経験を積み、その後は2019−20シーズンにフィラデルフィア・76ers、今季はネッツでACを務めた。 なお、現役時代はロサンゼルス・レイカーズ、ニューヨーク・ニックス、ポートランド・トレイルブレイザーズ、スパーズでプレイし、通算316試合(80先発)で平均5.2得点、2.9リバウンド、1.0アシストを記録している。