ロサンゼルス・クリッパーズのタロン・ルーHC(ヘッドコーチ)は、カワイ・レナードが負傷した右膝の状態が回復しておらず、日本時間6月23日(現地22日)に行なわれるフェニックス・サンズとのプレイオフ・カンファレンス決勝第2戦の欠場と、シリーズ中の復帰も不透明であると語った。各現地メディアが報じている。 プレイオフでは平均30.4点を挙げていたエースの不在はクリッパーズにとって大きな痛手だが、レナードはたとえコートに立てずとも自分ができることに注力しているようだ。現在は治療を優先するためチームには帯同していないものの、ゲームプランやコーチ陣が何をしようとしているかなどを把握するべく、コーチのオフィスに出向いたり、ルーHCとはテキストでやり取りをしていたという。また、選手間のグループチャットでは様々なアイデアを投稿しており、イビツァ・ズバッツは「彼はいろんな形で僕たちを支えようとしている」と明かしている。 「カワイは細部にこだわる。プレイしている時はもちろん、コートの外から試合を観ている今でも同じようにそうなんだ」 コート外から献身的にチームを支えるレナードのサポートを力に変え、クリッパーズは第2戦でシリーズをタイにできるか。 なお、第1戦で右膝を痛め、後半は5分しかプレイしていなかったマーカス・モリスについて、ルーHCは「まだ痛みがあるようで、彼はずっと治療を受けている。(試合がある)明日の状態はまだ分からないが、彼は試合に出ようと善処している」と語っている。