日本時間5月11日(現地10日)、NBAはシーズン第20週(同5月3日〜9日)の週間最優秀選手賞(週間MVP)に、ワシントン・ウィザーズのラッセル・ウェストブルックとユタ・ジャズのボーヤン・ボグダノビッチを選出したと発表した。 ウェストブルックは対象期間に平均22.3得点、17.3リバウンド、18.3アシストを記録し、チームを3勝1敗に導いた。4日(同3日)のインディアナ・ペイサーズ戦では、14得点、21リバウンド、フランチャイズ記録の24アシストをマーク。1試合での20アシスト、20リバウンド以上は史上3度目の快挙だった。また、4試合全てでトリプルダブルを記録しており、オスカー・ロバートソンが保持するトリプルダブルの歴代最多記録(181回)に並んでいる。 ウェストブルックの週間MVPは、今回がキャリア20回目。2019年4月以来の受賞となった。 一方のボグダノビッチはこれがキャリア2度目の受賞。4試合で平均29.3得点、4.5リバウンド、1.5アシスト、FG成功率62.3%、3ポイント成功率53.8%を記録し、チームの4連勝に貢献した。なかでも8日(同7日)のデンバー・ナゲッツ戦でのパフォーマンスは圧巻で、11本中8本の3ポイントを沈めてキャリアハイとなる48得点を叩き出した。 なお、ジャズの選手が同賞に輝くのは、2019年3月のルディ・ゴベア以来となる。