ロサンゼルス・レイカーズは日本時間5月8日(現地7日)、ポートランド・トレイルブレイザーズに101-106で敗れた。これにより、カンファレンス順位が入れ替わり、プレイイン・トーナメントに回る7位に後退。二枚看板の1人であるアンソニー・デイビスは、黒星を悔やんだ。 レイカーズ加入2年目を迎えたデイビスは、2月15日(同14日)に行われたデンバー・ナゲッツ戦で負傷退場。右ふくらはぎの肉離れと、右アキレス腱炎の悪化と診断された。30試合の欠場を経て、4月23日(同22日)のダラス・マーベリックス戦で戦列復帰。5月7日(同6日)のロサンゼルス・クリッパーズ戦で背中の痙攣により第1クォーターでコートを退くアクシデントに見舞われたが、大事には至らず、ブレイザーズ戦はスターターに名を連ねた。 エースのレブロン・ジェームズが右足首痛で3試合連続欠場となったなか、デイビスは39分間プレイして、チームトップの36得点(フィールドゴール12/23、3ポイント2/3、フリースロー10/15)、12リバウンド、5アシスト、1ブロックを記録。最大14点差をつけられながら一度は逆転したが、競り負けてしまった。 直接対決の結果を受け、勝利したブレイザーズがプレイオフにダイレクトインできる6位に浮上。逆に、レイカーズはプレイイン・トーナメントに回る7位に後退した。 ジェームズの欠場もあり、レイカーズは直近10試合で8敗目。『AP通信』によれば、デイビスは「タフな状況だよ。僕らにとっては手痛い負けだ。勝ちたかった」と敗戦を悔やんだという。 一方、デイビスは得点、リバウンド、アシストの主要3部門で復帰後最多を記録しており、「いい感じだ。足は本来の状態に戻りつつある」とも語っている。36歳のジェームズにも無理をさせられないだけに、デイビスの奮闘は不可欠になるだろう。