ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが、今季のMVPレースについて言及した。元NBA選手のレックス・チャップマンがホストを務めるポッドキャスト番組『Rex Chapman Show』に出演したカリーは、そこで「あなたは今季のMVPですか?」と聞かれた際に、自身はそれに値すると語った。 「そうだね。たぶん受賞はしないけど、自分でなくてはと思っている。たまには大げさに言わないとね(笑)」 今季カリーは51試合で平均31.1得点、5.5リバウンド、5.9アシスト、FG成功率48.6%、3ポイント成功率42.5%を記録(日本時間4月22日時点)。キャリア12年目にして平均得点は自己ベストで、直近12試合では平均38.2得点と圧巻のパフォーマンスを披露している。 NBAレジェンドのマジック・ジョンソンが「真のMVP」と語るなど、そんなカリーをMVP候補として推す声も増加。しかし、チームは29勝30敗でウェスト10位とプレイオフ出場を逃す可能性があり、チーム戦績も選考要素となるMVPの獲得は本人が言う通り現実的ではない。もしMVPを狙うならば、最低でもプレイオフ出場確定ラインとなるウェスト6位にチームを浮上させる必要があるだろう。 22日時点でウォリアーズとウェスト6位に位置するポートランド・トレイルブレイザーズ とのゲーム差は4ゲーム。残り14試合でウォリアーズが巻き返すようなことがあれば、カリーのMVP受賞の可能性は高まるだけに、シーズン終盤の戦いからも目が離せない。 ウォリアーズは日本時間4月24日(現地23日)に、ホームでデンバー・ナゲッツと対戦する。